のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

もう生きているのがしんどいっすねこの国は でも選挙には行くよ 私の一票は世界を変えるからね

松丸弟氏がインターネットで「フリマサイトのポケカはレア抜き品出回ってるから買わないで」という様な事を言っていたらしいけれど、「転売屋から買うと転売ヤーがさらに調子に乗ってますます外に出なくなるからやめな」や「転売してる人達は、他人の褌で相撲取るな」だとか、そういう事は言えない響かない世の中で、売る奴が最低だけど、分かってて買う人たちも大概だと思ってるので、「結局自分の首を絞めることになるのでやめな。株ポケやクリーチャーズには金が一文も落ちないよ」とは、言えないのだろうかなあという事を思う。まあぺりぺりになったから公にそういうことが言える様になったという見方もできるけど。

困ってる人がいたら助ける、目の前で具合悪そうな人がいたら声をかける、大荷物の人がいたら助ける、入管法が改悪されそうになったら怒る、同性愛者をせせら笑う様な発言をしている人間がいたら怒る、外国人差別をケラケラ笑いながらしている人がいたら差別だよって伝える、転売屋から買うことはダメだからダメ。それじゃあダメなんだろうか。どうしてそんなに、みんな無慈悲でいられるのだろう。他人が割を食っても冷笑し続けていれば自分は安全地帯にいるとでも思っているのだろうか。マジョリティでいつづけられるのと思ってるのだろうか。自分が排除される側だった事はないのだろうか。同じ思いを、他人にさせたいのだろうか。

40代前後の人たちの冷笑が目に余る。
それに追随する人間達もそう。自分が弱い立場になる可能性を自覚しない人間達。他人をせせら笑う、自分さえ良ければ他人なんかどうでもいいという人たち。弊社には特に多い。話しても話しても言葉の響かない人たち。この「自己責任」にあふれた世界を作った責任感も何もない人たち。

この世に、この国に絶望している。最悪の底が抜けて抜けて抜け続けている。プラットフォームという映画を思い出す。

テロリストが次々政治家を襲い、
電車では性犯罪が行われ、
電車では「幸福そうに見える女」が襲撃され、
バズりたいと言いながら男が女性店員を刺す、
同性愛者ですけど困って無いですとシスゲイ(結局日本人男性がこの国で一番の特権階級)が、LGBTの代表者ヅラをして喋り出し、
第一党がカルト宗教と絡みついて政治を行い、
それを臣民達がノールックで応援し、
男が女を加害する問題をすり替えてトランスを利用する男達がいて、
外国人を排斥したくてたまらない人たちがここぞとばかりに排斥をしたがる。自分が仮に海外で同じ目に遭うかもしれない可能性でもなければ想像すらしてくれないのだろうか、

暴力がダメで、人の命を守ることが一番大事じゃダメなんだろうかね。

希望なんてもう私の中にはどこにも無いのだけど。それでも戦うけれど。戦わなければ死んでしまうので。本当は戦いたくなんか無いけれど。

この国のどこかに希望があるとするなら、きっとそれは明石市や杉並区の様な地方自治体なのじゃないかと思いたい。テキトーに笑ってヘラヘラして他人に干渉したりしなかったりしながら、貧乏人も病人も富裕層も精神疾患持ちも子持ちも単身者もみんなが雑に楽しく暮らせる社会を私は望んでいる。

夜と霧を読み返す。
本や人の善意に縋ることでしか、別の事に夢中になる事でしか、今週私は生きていられないです。