のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

花束みたいな恋をした ネタバレあり感想

坂本裕二さん脚本ということで、
浮き足立って映画を見に行った。
これはカルテットのおたくの感想なので突然カルテットの話が入り込みます。

普段恋愛映画は見ないので、あまりの若い女性率にたじろいでしまった。ふわふわで可愛い人たちがたくさんいた。

TOHOシネマズ新宿は新しいからか音響がいいのでとても好きで、他の映画館でサービスやクーポンが無い時はそこばかりに通っている。(ミニシアターは絶対集中したい作品の時に愛用してる)満員御礼という感じだった。シネマイレージというサービスを利用してみることにした、火曜日は1400円で映画が見られるらしい、すごい。映画代もバカにならないので、安くなるならそれがありがたいと思う。


調布市に住んでいたことがあるのと、飛田給に友達が住んでいたので、知ってる所が沢山出てきて、しかも住んでた街の道路が出てきて同行者の脇腹を殴ってしまった。調布駅徒歩8分58000円なるほどなあとなった(電通大があるので電通大生向けだとしても安い方だと思う)。

・東京の西側というのは、東側のばりばり下町と違って昔ながらの街以外の顔をしている。そういう所があの二人に会っているのだと思う。でも調布はまじで何もない。暮らすなら仙川のが楽しいと思う(近所感)。でも坂本裕二が川沿い好きだから仕方ないと思う。

・高井戸から調布を歩くのはまあ歩けるだろうが、甲州街道二列で歩いたのかな。それとも一列で歩きながら和気藹々としてたのかな…。

・カルテット七話の話を120分の映画にしたのかな?と思った

・明確な「正解」や「答え」がない作品なんだなこれ。モヤモヤして気持ち悪くて最高です

・見る人によって全然感想が違うので、色んな人の感想が読みたくなったので読み漁っている

・なるほど、人間関係を結んだ人類あるあるの描写がリアルすぎて死ぬかと思った、最初は登場人物達に感情移入してみてたけど、段々脚本を楽しむ方向にシフトチェンジすることにした。少しつらくなってきたので。

調布駅徒歩30分(多分京王多摩川のが近いけどあえてそっち)っていうのが京王線ユーザー的にはわかるって感じ。乗り換えめんどい。

・カルテット七話真紀さんの幹夫のことが好きな正味1分の演技の中に「愛している、大事、嬉しい、でも怖い」が全て詰め込まれていて松たか子やっぱ名優

・実質カルテット七話だと思って見てた。同行者は真紀さんと幹夫の話が大好きな人だったので、ものごっすい刺さって心臓がバクバクしたそうです

・坂本裕二脚本に出てくる人間達は、自分を疎かにしてしまいがちな人間が沢山出てくる。断れないとか、いわゆる人間関係を円滑に進めたいとかという理由で行くから全然楽しく無くて、カラオケボックスで隅に追いやられるタイプの人間が多い。それをみて胸が苦しくなったけど、もう私はそういうところに無理していく選択をしなくなった。だけど、21歳の歳の頃はそんな無理を良くしていた。それは事実としてあるんだよな。カルテットの巻夫妻はもう少し大人だったので、書き分けすごい。

・同じ趣味で繋がると、スタートがそこだから期待値が高くなるんだなーと思いました。「これもううちの本棚じゃん」って、ねえ。
趣味は違う方が布教する楽しみもあるんじゃない?みたいな気持ちになった。しらんねど。

・ロマンチックラブだけが「正解」の世の中が嫌いで中指を立てているタイプの人間でして、今回の作品は「恋愛」が勿論主軸であるんだけど。花束では明確に「ロマンチックラブが正解」という描かれ方がされておらず、こちらに考える余地があったので、カルテット七話で辛くなった気持ちが少しだけ楽になった。恋愛の物語なのに、面白いよな。

・終電を越してそれでも話し足りなくて、深夜のファミレスでしゃべり、カラオケボックスに滑り込んで、一番最初に寝たりした事あるだろう。そういうことをよくやっていた時代を思い出した。

・一人に一つ


カルテット好きな人たちは全員見てくれーーーーーー!!!!!!!!!
後は花束みたいな恋をしたが好きな人はカルテットをみてくれーーーー!!!!!

すずめちゃん的な子がいなかったのは残念でした。

以上です。面白かった!