のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

三連休と本屋の話

ほぼ家の外に出ない休日を過ごした。

一日目は大掃除をし、二日目は漫画を読み、三日目は映画を見た。
合間合間に友人らとスプラトゥーンやDBDをやった。褒めてもらえて嬉しかった(ゲームにおいての鬱陶しいは褒めるの意味!)。最近すっかりスプラトゥーンばかりやっている。半端なく疲れるが楽しいのでやめられない。

ハンチョウと三月のライオンを最新刊まで読んだ。

三月のライオンは、進み続けなければならない人生の残酷さを、残酷ではなく幸せなものとして描いている作品だと思った。ヒナちゃんの貫き通す優しさに裏付けられたしなやかさに救われてしまうのは、きっと零君だけではないはずだ。彼女のように、戦って、泣きながらでも、間違ってることに声を上げられる人間になりたい。

ハチクロからの羽海野先生作品好きだが、零君なるほどこうきたかあ、という感じで割と嬉しい気持ちになっている。なにせハチクロはどうしても花本先生とはぐちゃんの掘り下げが足りなかった様な気がしていて、今回なんだかその伏線を回収してもらえた様な気がした(ネタバレに配慮してかなりふわっと話してます)。

ハンチョウは、大人の友情とグルメの漫画で気負わず読めるのでおすすめだ。カイジ読んでるとさらに面白いと思う。



それとは別に、近所の本屋に行って本を買った。推しの本屋だ。
個人書店なのに店内にそれなりの広さがあって、選書がとても良くて気に入っている。
ヘイト本を平積みせず、あっても数冊程度の所が素晴らしいと思う。
個人書店だから出来ることではあると思う。ああいう本や週刊誌は、なるべく目に触れたく無い、電車の中吊り広告も見たくない位だ。人種差別なんか下等だよ。人類は皆等しく同じ命を持っているんだよという気持ちだ。

もしかすると、ヘイト本などを好んで読む人が少ない街なのかもしれないと、同行者と話をしていた。そうだったら良いなあと思う。世界はなるべく平和であって欲しいのだ。

欲しい本はなるべくあの本屋で買おうと決めているので、まだ買っていなかった響けユーフォニアムの小説の後編を予約した。好きな本屋ができると、本を買うのが楽しくなる。

気になっていた「戦争は女の顔をしていない」の書籍を買った。
「聖なるズー」を読んで以来、ルポ本に対してのハードルが無くなった様に思う。対話形式の本は読みやすい。他にも並行して読んでいる本があるので、のんびり読んでいこうと思う。

そういえば、元女子高生で父親になった人の本や、聖なるズーが平積みに置かれているし、フェミズムの本も沢山あった。多分、そういう観点の本をあえて選書している書店員さんがいるのだろう。公式Twitterを見ても、本屋の雰囲気が伝わってくる。

推しの本屋さんがあると人生が豊かになると思う。本を買わなくなって久しいので、今年は読書もぼちぼちしていけたらと思う。