アジの爆釣をしてしもうた。
今回は海の船釣り初めての人と一緒に行った。とはいえ簡単な釣りの段階を4ステップ位積んだ上でのスタートだ。管理釣り場とワカサギ釣りと釣り堀カフェと管理釣り場だ。ハードルは徐々に上げていかないとダメだな、好きになってもらう為にはそれなりの準備と段階が必要である。
そしてようやくの海釣り。本当は朝まずめを狙っていたのだが、朝の予約が取れなかったので、昼からの便にした。とはいえ家を出るのもぼつぼつ早いのでのんびりはしてられない。
昨日の夜のうちに家じゅうをぴがぴかに磨いておいて、料理がいつでもできるようにしておいた。まさかこんなに釣れるなんて思って無かったので、これは昨晩の自分グッジョブだなと思った。
ウロコ取り、小さい出刃包丁、大きい出刃包丁、ペットボトルの蓋一式外に出しておいた。
電車に揺られてどんぶらこ。電車でちょっと寝る。いつもの駅のいつもの船長。穏やかに船が走り、湾内出ない位で竿を出した。いつもレンタルさせてもらってる。メンテとかめんどいし。
そして気がついたら帰港の時間になっていた。どういうことかわからないと思うが私にもわからない。
もうずっと竿を出したら釣れるという感じの群れに当たってしまって大変なことになった。入れ食いが4時間。楽しすぎてアドレナリンでまくって手がブルブル震えていた、イソメをつけるのが最初の方出来なかった。
脳内麻薬作り出せるタイプ。
今回あまりにも当たり続けたので、手順をどうしようかなとか、効率よく釣る為にはどうしたら良いかなみたいな事を気を付けてやった。備忘録も書き溜める。
船にあげるときにアジを海に落としてしまう事を6回くらいやってしまった。鯵は口の柔らかい魚だ。テンションをかけてしまうとそれだけで落としてしまう。どーしたもんかなーと考えてうーんと思っていたら、心の声が聞こえたのか船員さんがコツを教えてくれた。
・天秤の上の金具を掴んでから魚を引き上げる様にすれば良いのでは？そうすればテンションかかって反動で落ちる事も減ると思う。なのでラインの色で自分の腕の長さくらいまで巻いて、取り込みやすい様な長さにして、金具を掴んで取り込めば良いと思う。
・ラインの色でタナを覚えて仕舞えば良いのでは？一々そこに落としてから巻くよりも大体のタナを色で覚えてしまえばその分時間も稼げるし釣果も上がるだろう
とのコツを教えてもらって、ずっと「はい！はい！」って言ってた。ラインの色でタナを見る、ということの意義を私は全然わかってなかったのだなあと思った。いつもべたぞこでばっかり釣ってるので。
魚ハサミと手袋が大活躍だった。
ライントラブルが格段に減らす事ができるのでこれは必要だなと思った。
・あと船員さんが、ラテックス手袋みたいなのをしていた上に指抜きグローブをはめていた。それでお祭り解いていたのだからすごい。私も今度それでやってみようと思った。手が擦過傷だらけでやばいので、毎回手を腫らしている。
色々勉強になった。
そして引数を数えたら、なんと52匹。
最後の20分はもう釣りしないで、エラを切ったりしていたので、真面目にやろうと思えばもっとやれたのだがやらなかった。というかライントラブルで出来なくなった。でも満足いくくらい釣れたので良かった。
帰宅してからが地獄だった。
内臓取る暇がなかったので家でエラや内臓を取った。塩水で血を洗い流した。ウロコを取りゼイゴを取り、開いてピチットにくるんで干物分は仕舞い、丸揚げにして南蛮漬けにした。
ピチット買っておいて本当に良かったなと思った、まさかこんなに釣れるとは。ですよ。
人に渡す分はもうそんな余裕がなかったので鮮度的な意味で内臓だけは取った。
クソでかい魚はまだまだ冷蔵庫にいる。
アジフライとかにするのだ。釣った魚のアジフライは感動に打ち震える美味しさである。
米油買わなきゃ。
そして、昨日の夜揚げ油で大火傷をしてしまって利き手を負傷した。高い位置から揚げ油に魚をポッチャンと落とした。痛くて寝れなくてメソメソ泣いた。水膨れがえぐい。水バケツに手を突っ込んだら一瞬で寝てた。そして今は病院にいる。
ゼイゴ取る時に指に包丁突き刺したりしてたので疲れてたのがよくなかったとおもう。
途中でカロリーメイト食べただけだったしね。
さあどーすんべ。友達来る予定なので、友達に手伝ってもらうしかあるまいかな。
同行者分と合計で83匹のアジを釣った。うち30くらいは人に渡す。
めちゃくちゃ美味いのでみんな干物を食べに来てくれ！！！うちの冷蔵庫は小さいのでめちゃくちゃ大変なんよ。送るから住所教えてください、脂の乗った美味しいアジだよ。
