のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

勇気を出した選挙の話とか

私は世界をより良く適当でも生きられる様にしたいだけで、政治の話が好きな訳じゃ無いんだなという事が分かった週末と月曜日であった。


日曜日は数ヶ月前に組んでいた社内の人の愚痴聞き大会を行った。13時から21時まで。 
私はとても魅力的だと思ってる人なのだがうちの会社は他人と自分の境界線が引けてない人間が有象無象いる。それに苦しめられているらしくて、そもそも仕事の分量もおかしい。ノンストップ7時間愚痴を聞き続けていたら月曜日情緒がぶち壊れた。週に一回は情緒がぶち壊れてる。これ続けたら心がぶち壊れるなと思った。

良い機会なので、政治の話というか、選挙の話を頑張ってやってみた。
そしたらば、滅茶苦茶あからさまに作り笑いをされて荷物を抱えてガードの姿勢を取られた。覚悟が足りなかったのか心がしなしなになり滅茶苦茶傷付いた。でも人の領域に足を踏み入れるってそういうことだよなと思った。きっと相手も嫌な気持ちになってる。票として見られた、と思わせてしまっただろうかと思ったけど、その発想はこれを書きながら出てきた言葉なので、多分そういう風には伝わってないと思う。

本人には伝えてないけど自認として傷付いたとここには残しておこう。人と話すことってこんなに辛かったか?となった。

愚痴の合間に、政治の話題を差し込むことを繰り返した。9対1位で聞いてた。節約の最上級は消費税を下げてくれる政党に投票することだと話した。私は友人と話すときに大体政治の話を一回はする。皆んなはどう思うかが知りたいのだ。そういう話もした。

21時に別れる時に「調べてみるね」と言ってくれてすごく嬉しかった。良いと思ったものははすぐに進めてしまうタイプと言いながら勧めた。
街宣のある時に外に出歩くと選挙の話がしやすくていいなと思った。「投票に意味あるのかな」と言っていたので「絶対意味があります。我々世代の投票率を上げなくては政治に引き続き無視され続けますよ」という話をした。


その後近所の友達に数年単位で言えてなかった辛い話をした。すごい真剣に聞いてくれた。泣きそうになるのを堪えながら話をした。私にとってはその話は本当に辛くて話しながら心が引き裂かれそうになることがわかった、ここに書けないこと、話せない事、いろいろある。話してる人もいるけど、話してない人の方が多い。話せてる人は「この人に打ち明けてどうにかなっても、どうなってもいいや」と思える人だけだ。誰にでもそうだと思うが、言えない自分のことって思ってる以上に沢山ある。言える様になってきて初めて、沢山あることに気がつく。みんなもきっとそうだと思う。

日曜はてんこ盛りだった。
帰宅したのは0時を過ぎていた。最近1時過ぎにばかり寝ているのでやばい。不眠症の人ってよく生きてるよなと思った。



そして数ヶ月前から計画していた、朝礼で「投票に行きましょう」という話をした。
会った人たち全員に対してデモンストレーションを行っていた、そういう事をやる事で、自分を逃げられなくするという意味もあった。有言実行したよ!頑張ったよ。

どこに投票して欲しい、という話をすると色々問題のある会社なのでそういう態度はおくびにも出さない。
ど緊張、眩暈、声の震え、手汗、脈拍の乱れ。言い終わった後身体の震えが止まらなかったのでゆらゆら揺れていた。

勇気を出した二日間だった。私にとっては弊社の人達に選挙の話をする事は猛烈な心の負担だった。選挙活動は別に楽しいからやってる訳じゃない。やらなくちゃならないと私が思うからやっているのだ。やんなくていいならば、やらずにポケモンユナイトやってる方が楽しい。アマージョのホロウェア欲しい。ファイアローとか使ったことないわ。絶対勝てる気がしない。



ここからは悲しかった事の話。

勇気を振り絞った二日間が終わりふらふらになっているタイミングで、知ってる人が口塞ぎ発言をしていた。帰ってから家で泣いた。友達からの発言って堪えるなと思った、こんなに傷ついたんだなという事で、私はその人のことがそれなりに好きだったんだなという事に気が付いた。嫌いな人から言われてもこんなに感情は振れない。

選挙活動全然楽しくない、泣くほど辛くて私にとってはトラウマを刺激されるばかりだ。
それでも私は週末まで選挙の話をし続けている。
与党大好き人間に野党を選ばないかと言う話をする、黙ってたって自民党圧勝なんだから。
わたしは私のやれることをやりたい。

そしてまた今日、会社の人に「どーせひっくり返らないんだから野党に入れりゃ良いんですよ!増税ふざけんなって言った方がいいと私は思いますよ」って話をした。勇気である。勇気が必要だ。
心臓がバクバクした。



また別の話。

例のうつ病(適応障害と言っていたが)の人と話すのを今はやめていて(時間が取れないので一旦保留にしてる、時間が掛かると伝えたらキレられそうなので何も伝えては居ないがだいぶ躁が落ち着いてマシになった様に感じているしその人の為に別のことをしている、これは私がやりたくてやってるのでまあ良いのだが)

が、今度は反ワクチンの人とバトルをしている。参政党が良いんだってさ。絶対にならないと安心していたけどマイルド戦争賛成主義になってるっぽい。その人が数十年してきた事との整合性がとれな過ぎて顎外れそう。呆れてものも言えない(正論という名のうんこを投げつけているが返事が来ない

私は私の望む世界に生きたい。でもそんなの実現しないんだろうなと思う。だけど何もしなければ何も変わらない。それは私の学んだことだ。

私は生まれるべきでは無かったのだなという事を改めて痛感する日々である。人間というのは勝手だよなという話をジークイェーガーとしてみたいよね。