のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

参議院選挙の中で自分のやれる事をやった話

訳あって片道1時間、
合計2時間半掛けて投票に参加してきた。毎回そんな感じで投票してる。

炎天下の中20分くらい歩かなきゃならなかったりするので私にとっては選挙は本当に大変なイベントである。
でも、それでも選挙に行かない事にはならない。75年前、女性には選挙権がなかった。先人達の戦いのお陰で我々は人間に近付いたのだ。この権利を行使しないなんて私にとってはあり得ない事だ。先人の女性達よ本当にありがとう。私も戦う。次の世代の人間達に恥じぬ様に闘っていきたいとおもう。

3分の2が確定してしまった。私は戦争に行きたくないし、誰も行ってほしくないし、行かせたくない。だからきっとこれからはデモ行進に参加したりするのだろうと思う。人生の時間は有限だから、有効に使っていきたい。


それはそれとして。
人と話すことは知らない自分を知る事でもあると思った数週間だった。得難い経験をしたと思う。


■やったこと■

ツイッターで発信した
→これはもはや日常的にやってること。

・「会社」で「選挙に行こう」と弊社の部署全員に向けて話をしたこと
→本当に勇気が必要だった。
朝だったのだが、そのあと一日グロッキーで過ごした。うちの会社はノンポリor権力者が「どこどこに投票して」という話をする位しか選挙の話をしない会社なので。

・「会社の人」に「野党おすすめですよ」と話をした
→好きな人だったし、自然な流れで話が出来たので本当に良かったと思ってる。ますます好きになった。 

・会社の人に山添拓さんを推した
→無茶苦茶勇気が必要だった。でも頑張った。

・街宣を聞きに行った
→友人に連れて行ってもらった。その人とおしゃべりした時に「むしろ家族(血縁者)と選挙の話をする方が大変です」という言葉を交わした時に「そうか、血縁者にもそういう話しても良いんだな」という改めての気付きをした。
いや、ずっと話してはいるし今回も話したんだけど言葉がマジで通じないのでどうしようもねえんだよなというか。でも言うことは己に恥じぬ事ではあるので。友達ってやっぱり素敵だなと思った。

・スペースを聞いたりYouTubeの動画をみたりした。
→普段動画は趣味のものしかあまり見ないようにしているが、人に勧める為に見てみた。自分の知識のために聞いてみた。色んな人がいるなと思った。

・血縁者に「山添拓さんと田村智子さんがおすすめだよ」という話をした
→これはまだ言葉が通じるタイプの人だったので考えてみるねと言ってくれた。最後は自分で判断するものである。

・参政党と公明党推しの話を選挙の前になると必ずしてくる人に「私は共産立憲社民党推しだが」という話をした
→怒り狂って意味不明な言葉を投げつけられた、ここが地獄だ。他の人に読んでもらったら「え…この人大丈夫…?」という至極真っ当な言葉を貰った。
真面目に考えて返事してんのに返信こねえ。お前が始めた物語だろ。最後まで責任を持てよ。ふざけんなという気持ちだ。私はあんたとは全面的に戦う。

・素敵フレンズから「どこに入れる予定ですか?」という相談が来た
→すごく嬉しかった。
最後の最後に良い事があった。
元々LOVEの友人だったのだが更にLOVEになった。
日本共産党の山添拓さんと田村智子さんを推した。

・選挙に行った
→私の票は私の権利であり私の声である。

・選挙が終了した後、友達と語り合う事ができた
→何人かとLINEをした。今まででは考えられなかった事だ。みんなありがとう。
これからも頑張ろうね。

・なんと、例の朝のスピーチを聞いて投票に行ってくれたノンポリの人がいた。
→話ぶりからして多分自民に入れてる模様なのだが、投票率上げようが先立っての目標だったから頑張ってやって良かったなと思った。そして頭の柔らかい人ほど植え付けらやすいのだろうから、故に倫理観を身につけてほしいという気持ちになった。私の選挙活動はまだ始まったばかりです。



私にできることをやった、結果は数票に反映された。嬉しい。でもこんな事本当はやらなくてもみんな好きに投票したらいいのにと思う。
数あるマイクロアグレッションに耐えてはいるが、辛い。選挙の話は勇気が必要だと思う。 


スペースを聞く事が割と気軽な事なのだと分かり、スペースを聞くようになった。
その中で甘やかすママがいるから兵士が出来る、という話をスペースでしている人がいた。
それは確かにそうだと思う。
やっぱり男は甘え過ぎなんだよなみたいな事を思った。そして男を社会で甘やかすと男は甘やかされることになれて、次世代の男達を甘やかす。女にも男にも出来る事は沢山ある。

私は世界を良くしたいだけなのだ。良識ある人間達と、対話を交わしたり、対話を交わさなかったりしたいし、どうでもいい人に構わず生きていたりしたいし、他人のことなんかどうでもいいよって言い切れるくらいに人権意識が当たり前に根付いた社会になってほしいと思う。 

良くしたい、とは。
人によって異なる概念であると思う。
私は人を殺したくないし対話が到底できないだろう態度でオラついて「ほら話そうぜ???」と来られるのも嫌だ。



疲れる、もう疲れた。そんなんばっかり周りにいる。しかも切れない様な人たちばかりだ。
私は友達に似たような態度を取ったりしてないだろうか、私はそれが少し不安である。

みんなに相談しながら少しずつ「森から出れなくても、出ようとし続けよう」と思う。

進撃の巨人の中で、好きな言葉の一つである。