のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

少女歌劇レヴュースタァライトのイベントに行ってきた

飛行船シアターに行ってきた。
劇団飛行船のシアターなのかしらんと思ったらまさしくだった。まさかの最前。あいあいさんと冨田さん側。お着物っていいわね…。目があった気がしたわ。

泣きの方の落語を聞いたのですが、セックスしたから「一人前の男」になれる訳じゃないし「嫁にくれてやる」という女はもの扱いという感じで、落語の世界は古いからこそ厳しいなという顔になった。

演技自体はすごく良かった。プロジェクションマッピングで世界観が広がる感じは、この前のともよちゃんの劇もそうだったなと思った。技術の発達と共に、幅も広がる。世界も広がる。良いもんだ。色気のある演技と、切実な演技がとても良かったです。

上野というお土地柄を選んだ落語だったのも良かったね、吉原の辺りを歩いたことがあるのだが、当時の面影を残す所ってあんまりないんだよなという事を思った事を思い出した。
桜肉の鍋が食べれる所があるのだが、そこは吉原を感じさせる所があった。接客はペラペラだが後学のために行くのはありだと思う。
吉原の花魁(女郎)は、短命だったと聞く。華々しい世界ではなくて、無理やり生まされて身売りさせられた女達の悲しい人生があったのだろうなという事を思った。落語の中で高尾太夫は幸せになったみたいだが、吉原を良いものとして描くのはあんまり私は好きじゃねえな…などと思った。7歳で来たってことは、身売りされたということだろうし、見栄で買う男に反旗を翻すのは女の抵抗だよな。高尾太夫幸せになって欲しい。

二本目の話は好きでした。魂を込めるという事は誠実であるという事だろう。演技が良かった。二本目と一本目で雰囲気が違うのもよく、だんだん観客が舞台に引き込まれていく空気を感じられたのも良かった。やはり生で見れるって良いな。そして最前だったからお着物とかかんざしとか色々見られて嬉しかった。

生演奏も良かったです!そしてこれはあいあいさんです。