清廉潔白に生きていこうとすると、現代社会では生きていかれないのだなと思う。
どこかの企業のものを買えば、利権や差別構造に加担する事になるし、買わなければ生きていかれない。
だからといって購入を控えれば、仕事が無くなる人達がいる。
購入する事で安い労働力として買い叩かれる人がいる。
何をしたら、どれを選んだら、そういうことを考えていたら、何もできなくなってしまった。
そうして人は、「もう良いや」って考えることを放棄して、現状維持をしてしまうのだろうと痛感した。
終わりを選ばない以上、出来るだけ、人間を含めた生き物の、尊厳を保つ様なことをしている企業を選びたいと思う。
差別や搾取、不平等に対して反発の声を挙げることはできる。
幸い、文章だけなら人に対して気持ちを伝えることができる。
私は、私のできることをやることしかできない。無気力さに死にたくなる。死なないし、まだ死にたく無いけれど。