のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

陰鬱な話が好き話と、読んだ本と相性が悪かった話

舞Himeという作品が好きなのだが、「自分が負けると大切な人が消える」というシステムは超画期的だ。自分が死ぬならまあしゃーねーな、となってもおかしくない所「大切な人」となれば本気を出さざるを得ない、思いの強さは力となる。
まどマギも好きだし、梶浦さんが好きなのは言わずもがななのだが、とにかく陰鬱とした話の方が好きだ、創作の中での話だが、人はバタバタ死んだ方が良いという方針は昔からずっと変わらない。媛星本当に良いんだよな…梶浦さんの作る音楽はずっと好きだ。

そういえば水星の魔女はガンダムだけど、人は死ぬだろうか(雑なイメージの話)。
親にがんじがらめになる子供達の話。子供は親を選べない、生そのものが不幸である。でもそういうのを乗り越える話なんだろう。好きな作品になりそうな気配なので、クィアベイティングにさえならなきゃ良いなーという気持ちはある。グエル君のことは可愛くて好きだけど、それはそれ、これはこれ。前半が優しい話だから後半たくさん死ぬのかもしれない。


Kindle Unlimitedで普段読まない系の本を割と読んでいる。絶対買わないだろうなという本を見るのは楽しい。最近ラジオ感覚で流して聴いているYouTubeの人の本も読んでみてる。

「習慣を変えれば人生が変わる」という本の評価が良かったので読んでみたら「自分のために、怒り、恨み、憎しみを捨てよう」と書いてあって、とりあえずこの本を捨てたら良いんか??という気持ちになって読むのをやめた。合わねえ。怒ってしまった。怒りを矮小化するな。ハンターハンターの一巻でゴンも言ってたけど「その人を知りたければ何に対して怒るかをしれ」って書いてあるだろうが。という気持ちになった。

他にも合わない本があった。
ガジェット紹介系っぽい雑誌だなーと思い、読むかとダウンロードしてみたら、「百合の間に挟まる男」をタイトルにあしらっていた(抗議をしてくれた人達によってタイトルは変更になったが、ダミーヘッドマイクになったとかいうやつです)作品の紹介からはじまり、その記事を読んでぶん投げたくなった。

声優さんのインタビュー見る限り恐らく百合的要素がある感じだったので、なんでハーレムものでやってないんだ?そっちでやってくれよ、という気持ちになった。Lynnさんは「色々挑戦的な作品ですが、深く考えずに楽しんでください。笑」なんて一言も言ってないのにデカデカと書かれているのも意味不明だ。ライターの人が「深く考えずに楽しめ」という、「深く考えないからタイトルを変えざるを得なくなった作品」に向けてそんな事言うんだね…と言う気持ちになった。
深く考えられないのか?その脳みそは考える為にあるのではないのか。ライターはそんな簡単な仕事じゃねえだろうよ。事実を湾曲するな。まあこれが声優さんの口から出た発言なのだとしたら、それをそのまま書いてしまう危機管理能力の低さどうなってんだ&声優さんは仕事だから仕方ないとなるのかもしれんが前段階で炎上しかけてるんだから不用意な発言はしない方がいいんじゃないかなという話。

それが百合というジャンルを蹂躙する行為であり、ひいては女女という関係性を「下に見る」という行為であることが、散々問題になってるっつう話をあと何百回話さないと行けないんですかね。何が問題になってるのかを分かりもしないで「深く考えずに楽しめ」ってのは、なあ…。この記事を書いた人が、まずその軽率に「考えずに楽しめ」という言葉について考えてくれないか?という気持ちになった。

そして雑誌をめくったらどうやら流行り物を抑えておけ!系の雑誌だった模様で「合わねーー!!!!!!!!!」となってこちらも読むのをやめた。ある程度読む本って選んだ方が良いのだな…あと自分の読書はある程度篩にかけた状態を選んでんだな、と言う気持ちになった…。普段読まない本が読めるのは楽しいけれど、読みたい本が山積みなのだからそっちから読んだ方がいいのかもしれんとも思った。


私は百合というジャンルを軽く扱う振る舞いや蹂躙する振る舞いを見るとブチギレてしまう衒いがある。ポケモンというコンテンツを良く知りもしないで馬鹿にしてる人間を見ても同じ様にキレてしまう。私にとって百合というジャンルとポケモンというジャンルはものすごく大切なものなんですよね。


普段読まないけれど、読んでて面白い本も沢山あるので気を付けて読もうと思いました。新しい出会いは楽しいけれど、嫌いなものがハッキリしてるので、好きなもの沢山読んだ方がいいのでは?という気持ちにもなった。でも高配当個別株とか、優待の本とか読むのは楽しかったしまだもりもり読んでます、助かる。

ちなみにKindle Unlimitedはユニさんの本が山ほどあるので同人誌買ってない方は是非そちらを(私は大体持ってた)。