のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

本を読んでる話と統一教会の話

同志少女よ、敵を撃て を読み終わった。なるほどツイッター有識者たちがこぞっておススメしてた理由が分かった。面白かった。あっという間に読み終えてしまった。そうきたかーーーーー!ってなってガッツポーズした。男が主人公じゃないってだけで溢れる喜び。世界よありがとう。

そんな訳で本を読み終えたので新しい本を買った。神様のいる家で育ちましたを買った。ここに出てくるのは大半が宗教と決別できた人たちだ。無駄に苦しめられている人がもっとたくさんいる。カルト宗教だろうが、そうじゃなかろうが、二世は苦しむのだろう。親に愛されたくて、親の望む子供になろうと足掻いた人間の過去は悲惨だ。カルトだろうが、カルトじゃなかろうが、望まない事を強いられる事はとにかく人間の心を削る。性格は歪むしうつ病にもなる。情報が遮断されるが故に世間との乖離からコンプレックスも生まれる。クソアンドクソ。宗教二世達が自分の足で立って歩けるようになれると良いなと思ってる(願ったり祈ったりする事に対して嫌な気持ちを抱くことが恐らく宗教二世にはあると思うので)

統一教会自民党について知りたくて、鈴木エイト氏の著作を買って読み進めている。
自民党がいかに自分たちの駒として統一教会を使っているかの証拠がドサドサと出てきて滅茶苦茶ウケながら読んでる、全然ウケないけど。国際勝共連合ユナイトの話とかね。

統一教会
「数カ国において国教」にするなどという目論みが教団の中であるそうだ。そんなことできないけれど、しかしながら統一教会の申し出に沿う様に着々と憲法改正の準備が整えていると言うのだからよ。
「伝導を通じた国家復旧」に国会議員を使い、実質の国教の様に仕立て上げるとか怖すぎるし、その様なカルト宗教にベッタリの党はいかにやばい存在なのかという話だなと思った。
結婚したくない人、同性愛者、子供欲しくない人間の尊厳を損なう振る舞いが与党の旗振り、もとい犬笛で始まり家父長制がさらに強まるって話だよな、心底勘弁して欲しい。

私は全然知らなかったことばかり書いてあって怖い。証拠が無ければデマじゃんと言えるのだろうが…。

そもそもこの国の国民達が選挙に行かないから自民党が得票欲しさに(統一教会の場合は無料で人間を貸してくれるというメリットもあるらしいが)カルトと手を組むのだろうなということも思うし、だからってカルトと手を組んで良い理由になんかなりはしない。自民党好きな人もいるから汚い言葉で罵りたくないけど、カルトと手を組んで許されるとでも思ってんのだろうか?逃げようとしてる議員が山ほどいるけど、ズブズブの皆さんには辞めてもらないと流石に無理じゃないんですかね。と思う。国会で岸田総理が朝令暮改やってるみたいですね。野党頑張れ超頑張れ。統一教会の息がかかってないなら公明党も頑張れや。

しかし統一教会ってかなり選挙強いらしい。創価学会が強いのは知ってるけど、それをゆうに超えるというのだからやべえな。喉から手が出るほど欲しいんだろうな。「洗脳」っていうのは解こうとして簡単に解けるものじゃないから厳しいと思う。よく「創価学会公明党に入れてくれと言われる」という話は聞くけれど、まさか「洗脳してる人間達がノールックで自民党に入れている」なんて誰が思うよ。怖すぎる。

通勤時間で大体100ページ読んでしまった。やや日カルト新聞の人達は読ませる文章を書く人達だな。鈴木エイト氏は「徹底検証日本の右傾化」を書いた方でもあったらしい。今度読もうと思う。