のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトロンド・ロンド・ロンドを観に行った話

もう何度目か分かりませんが観に行きました。立川シネマ2。立川はユーフォの極音上映もしてくれるいい映画館です。立川に勤めてた頃はちょいちょい通っていた、とてもいいシネコンです。アクション映画の舞台になりそうな感じ。ありがとう上映してくれて、そして上映希望を送ってくれた人たちありがとう。

入り口でキリンが出迎えてくれました🦒わかります🦒天堂真矢と西條クロディーヌさんのアクスタ持って行ったのでパシャパシャとった。バナナジュースを飲む元気はなかったので断念。

今回はむちゃんこ集中して観る事が出来た。
今まで観た中で一番没入感を持って観る事が出来た。なんでだろう。予告で新海監督の作品が出てた、女女で見たかったなーーーーーーほんとに。

作品の感想。
「ロンド・ロンド・ロンド」って、言いながらも「次作にちょっと食い込んでる」のがズルいんだよなーって改めて思ったし、よく出来た作品だなって思った。書かない事で書くというスタイルで作ってくれている作品は大好きだ。


なぜ大場さんが華恋ちゃんとひかりちゃんに負けたんだろう?と思っていたけど、
「眩しかった」のと「初めて」に弱々だったからなんだなーという事を改めて感じた。
「主人公補正で絶対勝てるだろう」という物語の穿った見方をまず初めに見た時にしていたので私は性格が悪いのである。

大場さんは圧倒的な技術がある人間として強いけれど(皆殺しのレヴューに代表されるように、天堂真矢を負かせる様に)、眩しいものと99期生に弱いと思っている。眩しいって、眩むんだよな。大場さんは目的の為なら粉骨砕身してしまう人だけど根本がとても優しい人なので…。

後、誇りと驕りの天堂真矢やっぱり可愛い。ブチギレてて可愛いし、誇りと驕りで「私は一人でもスタァだ!!」からの美しき人、或いはそれはで「私たちは燃えながら共に落ちていく炎」だもんな。天堂真矢じゃなくても泣いちゃうよ。「西條クロディーヌ、あなたは美しいん」だよな…泣いてしまう…。天堂真矢は生まれ故に孤高の人ではあるけれど、彼女は神の器ではなく、欲深い人間なんだよな。西條クロディーヌでなければ暴かれなかった。きっとそれは生まれの所も大きいのだろうな、同じ様な孤独を二人は通ってきているのだろうなという事を思った。映画の言葉をパズルの様に組み変えているだけだけど、それ以上は野暮に感じてしまう。削ぎ落とされた美しさよ。


最後の星摘みのレヴューの前今までずっと、「????」ってずっとなってたんだけど、ひかりちゃんはあくまでも「スタァライト」をずっと演じていて、そこに華恋ちゃんが演じたことにより、舞台が上映されて観客、舞台、舞台装置が納得したから、ひかりちゃんは贖罪から抜け出せたんだなあ。ということにようやく至った。ちょうどこの辺りでめっっっちゃキリンこっちみてたしね。あの物語で二人の物語は締められた様に見えて、ここから劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトが開幕していく。「ここが舞台だ!愛城華恋!」のシーンですし。大場さんとキリン(我々)の関係性も良いですね。

来週は劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトの方を見にいく予定です。
極音上映まじですごい楽しみです。
ついでに爆音上映もやってほしいです。


追加:私が言った話ではないが、同行者と話していて気がついた。
スタァライトは作者不明の物語」との事が作中でキリンの口から言われていたけれども、意味の無い情報を与えてくる様な作品では無いという所を推測するに「スタァライトという脚本を作るのは、我々観客なのでは?」というところに至った。だからこそ「新章」が始まり、キリンはこっちを凝視し、二人の物語は動き出したのだという考察に至った。
一人クレールは退屈ですか?わかります。

舞台裏であくせく働く大場ななとキリンを観ていたら気がついた事が増えた。2021年の劇場版も良い映画だが、ロロロも大概良い映画だわ。