のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

ブシロードとバンナムと京都アニメーションから派生した女性の話

いいなあ…と思った話です。

少し前までアイドルマスターというコンテンツを追いかけていた。何か新しいことがあると発表会と称して声優と制作陣が出てきて話をする。その際に出てくる製作陣、アイマスは大体男性だ。わかちこさんという女性がミリシタの時に出てきたけれど、基本的にあそこは男社会だ。よく頑張ってあそこの地位に来られたなと思う。産休明けて、また戻られたらしい。今まで見てきた中で、あまり製作陣で女性が出てくるイメージが無い。表に出てこないだけだとは思うが、思いたいが。割と脚本前時代的な所めちゃくちゃあるからな。

最近スタァライトのことばかり考えている。何故か製作陣とキャストが話している動画を見たのですが、ブシロード側、製作陣に女性が二人も出てきた。しかもそう年代の変わらない位の方だ。ブシロードバンナムよりも若い会社だし、色々柔軟そうな人が上にいるしで、いいなあという気持ちになった。しかも監督(男性)も、そこまで歳を取っている訳でもなさそうだった。いいなあ…という気持ちになった。そりゃまあアイマスよりも新しい作品だから、若い人が多いというのはあるだろうけどもね。
話外れるが、劇場版スタァライト滅茶苦茶良い。メッセージがとても普遍的な映画だし細部までの書き込みが素晴らしいので、アニメ本編見てなくても面白いと思います。

京都アニメーションは言わずと知れた山田尚子監督が「アニメーション映画の監督」を張っている。けいおんの映画の時は今よりもさらに若かった。すごくないか?若い女性というだけで嫌厭される世の中で、「監督」だなんてすごいな…としみじみ思っている。他にも作画監督も女性だったりしてるし。柔軟な会社なんだなと思う。そんなふうに書いてても胸がウッとなる。私はダメです。


そんな訳色々本を読んでみたら、社会の非対称性を勉強したら、今まで当たり前だったことが対照的でなくアンバランスで歪だということがわかる。
ちなみに弊社の責任者会議女性は0人です。わお。引くわ。

ちなみに女性には子を成すという偉業がある!という理論を聞くと、男が都合良く女を利用したい為だよなと思ってしまう。子供を産みたく無い女性もいる。偉業だと思って産んでる女性ももしかしたらいるのかもわからん。でもそれが偉業かどうかは産まれた子供が幸福に生きられるかどうかでは?親の決めることでは無いのでは?という事を思う。社会の維持のための労働力を生み出すことが素晴らしいという意味なら、社会が子供をウェルカムするのは、まあ、そうなんだろうなと思う。
ちなみに私はジークイェーガーの事が結構好きです。

全ての子を成す母は男性の代理母(男は妊娠の出来ない射精係だから)という話を見てなるほどなあと思った。

子を成す事は当たり前ではない。
子を成す、それが物凄い(生命が神秘すぎてやばいとか、あまりにも傲慢だとかそういう複合的な意味)行為とは思う。

金持ちと教育が子供の望む分与えられ、家庭不和などが無く、経済力があって、子供を一人の人格として認めることのできる、そういう家庭だけが子を成せば良いと思う。まあこんな世の中に新たな命を生み出そうと言う決意をすることがまずすげえなとは思う。

そんな訳で社会に生きる女性たちは常に妊娠出産の危険性(あえてこういう言い方をします)を抱えているから、労働力として上に立たせてもらえないなどあるんだろうなあという事を思っています。家父長制だしね。女を支配したくて、あるいは殺したくてしょうがない。世界はホモソに満ちている。

クォーター制が日本にできる前にこの国はきっと滅ぶし、多分私が死ぬまでに実現しない気がする。実現させたいとは思うけどね。無理だろうな。