のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

大豆田とわ子と三人の元夫、あと一話か。

先週の危惧は、杞憂に終わった。
本当によかった。
そんな訳でネタバレ含む感想です。
感想は一人に一つ。今回は良かったけど、すごくモヤモヤしたけれど頑張って前向きに感想や考察(妄想)してたら少し理解できてきた気がする。気のせいかもしれん。

以下妄想。


・空回りし続ける中村慎森可愛すぎたね。大型犬だったね。
・ごめんなさいってちゃんと謝れる様になってえらいよしんしん
・とわ子は、自分が自分でいられなくなる人を選ばなかったのだけど、慎森は「僕が嫌だ」で、ちゃんととわ子の気持ちの背中の後押しもしてあげたんだよなって思うと、よく頑張ったねって思うし、ちゃんと見てるんだよな 

・小鳥遊はとわ子をトロフィーというか、とわ子を自分の「もの」にするというか、とわ子の人生を見ていないというか、そういうのがすごく分かりやすく書かれていたね。数学のドリルを解き出したからこのまま朝を迎えてしまうのかとドキドキだった。

・扉の音、扉をゆっくり開けないと落ちてくるパスタ。
なんにでも紐付けてしまうのは、残されてしまった人間あるあるだけど。
ようやくあの二人はかごめちゃんのことを話せる様になったんだよなあ。

・八作。二周目に見る時はもうちょっと八作の事気をつけて見る事にしますが仮定の話を2つほどします。

一つ目。結婚当初、彼はとわ子のことを愛しているけど「…(てんてんてん)」なんだろうかなと思った。少し違うかもしれないがカルテット風にいうなら、当時は「愛してるけど好きじゃない」なんだろうなと思った。
「愛しているけど好きじゃない」仮定で話を進める。それでも彼は、とわ子の異変には三人のうち誰よりもとわ子の変化に気がつくし、とわ子のことはすごく「大切」であって、それは間違いなく愛なんだよ。

好きと愛では、「好き」の方が上に来る、みたいな刷り込みあるじゃないですか、少なくとも私にはあって。これは恋愛こそが何にも先立って素晴らしいという価値観の刷り込みから来るものだと思って、自分の中で争ってる所があるんですが。

とにかく、感情の優劣みたいなの、決めたくないと常々自分は思って居るのにそういう思い込み、刷り込みみたいなのが自分の中にあるなと、今回の話を見て改めて気がついて割としんどい気持ちになった。

もう一つ「好きが何個もある人」と仮定して話をする。なんで一人だけを選ぶ事が「是」なんだろう。個人的な話として、私にはそれが納得できない価値観なんだよな。すんげーモヤモヤする。「そういう決まりだから」とかいう話じゃないので。自分の感情は自分で決めちゃダメなのか?わからん。恋愛のことなんもわからん。書いてるうちにもやもやが整理されてきたんだけど、八作は「好きが何個もある」人なの方が個人的には納得できる。できることなら、そうであって欲しいと思う。人の感情なんて物差しではかれるものじゃあないんだからさ。

・なので、どちらの仮定だとしても八作のプロポーズは嘘じゃないんだよ

・当時のとわ子は許せなくても(視聴者である我々がモヤモヤしていたとしても)、今のとわ子が許してくれたのなら、彼を選ぼうと言ってくれたなら、八作はきっと救われたと思う。
とわ子は人を救う天才だなと思う。

そんな風に結婚して、好きな人がいるという事実を、好きな人に隠している。罪悪感を覚えないで居られる程、彼が強い人間には見えない。社会の圧力は、結構辛いもんなんですよね。

・八作は言葉を尽くさないから、だからこそ分からない所が沢山ある。だからこそ、気持ちを言葉や態度にしてくれる鹿太郎を二人目に選んだんだろうなと思う。

・三人で生きることを選ぶからこそ、八作を選ばない。それはすごく、とわ子らしい決断だなって思ったし、すごくすごく嬉しかった。かごめちゃんを踏み台にしない。かごめちゃんも一緒に生きていく。あの時、笑っていたかごめちゃんと一緒に、道路を手を繋いで歩いたあの日と共に、見えないけれど一緒に生きていくんだよな。

・鹿太郎可哀想だけど、慎森と仲良さそうにしててほんと可愛いよね君たち


あと一話はみんなでわちゃわちゃたこ焼きパーティーでもしてくれたら嬉しいです!!!!!!あと西園寺てめえって思ってます🙃