のらくら備忘録

忘れたくない事と忘れたい事を書く。節約とポケモンが趣味の浪費家。

アイドルマスターミリオンライブから心が離れた原因の話

下記の内容でアンケートを送った。
送ったので公開する。


アイドルマスターミリオンライブの話。
先週?の土日にライブ配信をやっていた。


今はだいぶ心が離れてしまっているのだが、配信を見てもモヤモヤは晴れなかったしなんならさらにもやもやした。
それはパフォーマンスがとても優れていたからかもしれないし、彼女達の瞳に、言葉に、メッセージを感じたからかもしれない。

今回あるかは分からんけど、この内容でアンケートは出そうと思う。

モヤモヤの結論から話をすると、ミリシタ(グリマス)のゲーム内の話だ。

ゲームのプレイヤーの性別がはっきりと「男性」として描かれていて、「性別の選択」ができない事が、どうしても私の中では納得が出来ない。「女性」ひいては「それ以外の性」を選べない事は、あまりにも時代遅れと言わざるを得ない。

また、それに付随して、「アイドルを演じる声優さん達に男性以外のPが存在している事を、気にかけさせている」のである。

「昔からパイタッチなど、オトコのセクハラとかをアイドルにしてる、そういうコンテンツだからw」と言われればそれまでで、そういう考えの人は、敢えて読まれなくても大丈夫です。

私は女性で、周りにも女性でアイドルマスターが好きな人もそれなりにいる。みんな「そういうコンテンツだから」と諦めているし、諦めて去っていった人もいる。或いは、自分の事をオッサンだからwと称してプレイしている女性もいる。

「女性プロデューサーが実装されないということは、ユーザーとして女性が見込まれていない」とバンナムから認識されていると言っても過言ではない。
つまりは、「男だけが存在し、女は透明な存在」として扱われているという事だなと思う。あくまでも私の考えですけども。

「課金しているユーザーに男性が多いから仕方が無い」といえばそれまでだし、資本主義だからと言われればそれまでなので、そういう話はしてないです。

異性愛の構文で書かれているので、シナリオ変えにくいなら、じゃあ同性愛(そうすれば両性愛になる)にすれば良いのでは?と思う。
彼女達のプロフィールには「セクシャリティ」は書いてないのだから。

(話はズレるがバストとヒップ出してるのもグラビアじゃなくてアイドルなんだけどなあとも思います)

最近あるソシャゲは、性別をぼかして書いているが故に、気にならないでプレイ出来るのもあると友人から見聞きしている。

アイドルマスターミリオンライブは「ミリシタ」という数年前音ゲーをはじめられた。そのタイミングで、性別をぼかしてくれたら良かったのになあと内心思っていた。でも、それは実装されない機能だった。

ユーザーの女は無視しても良い存在だと、バンダイナムコの人達は思っているのだろうかと思った。
でも、それなら何故「フォーラグジュアリー」を作ったのだろうか。好意的な見方をすれば、「女性層を汲み取った」とも取れるのだろうが、ひねくれてるので、ガス抜きだったのかと思う。わかちこさんがミリシタのコンテンツを引っ張っていってくれる事で、明るい未来が開けることを夢想することもあります。

(ちなみにうみみの女子力っていうのも時代錯誤だと思っている。可愛い服や料理を作れるようになりたい、自分には無いものを身につけたいと言えば良いのに、何故女子力なのだろうか。ミリシタになる前になんとかできんかったのかと思っている)

私はミリオンライブのことが概ね大好きである。アンチではない。
ライブもセカンドから観ているし、チケットが取れる限り現地にも行っている。プロちゃんなので、茜ちゃんアクキーは大喜びで箱買いしたし、茜ちゃん人形も全部買った。武道館ライブの時は震えながら始発に並んでグッズを買った。最高のライブだった。5thライブはアソビ先行で近距離で見られたのもすごく嬉しかった。

色んな楽しい思い出がある。
それでも、立ち止まってしまっている。

「透明である」存在の女性プロデューサー(それ以外)を救ってくれたのは、アイドルの声を演じている声優さんだった。

「女の人のプロデューサーさん」
「プロデュンヌさん」
「女の子ー!!!」
「男性の方、女性の方、それ以外の方、いつもありがとうございます!」

そう言って、我々の存在を公にしてくれた。(これは元々は恐らく765オールスターズの双海亜美真美役の下田麻美さん発祥だと思っているが)。

演者達も私が知る限りは女性(性自認を公に女性としているという意味)である。
自分とそう変わらぬ年頃の女性達が頑張ってステージを作りあげている事、素晴らしくて、同時に上記の様な現況も悲しくもなる。だって彼女達だってアプリをやって、ゲームをやっているはずなのに、ゲームのシナリオに女性プロデューサーは存在していない。

透明であり続ける女性プロデューサーを呼んでくれるのは、運営であるバンダイナムコではない。
桃子は「お兄ちゃん」とは呼ぶが、「お姉ちゃん」とは呼ばない。呼んでくれるのはライブでの恵子さんだけだ。

こういう状況は、今も昔もずっとずっと変わらない(サイドエムは詳しくないしあれは男性アイドルなので興味がない)。
アイドルマスターシリーズ、何周年になるんだろう。何年オトコの人だけを見続ける企業なんだろうね。

ライブの中で『自分の言葉で良いんだ、愛してる』
という歌詞があった。
じゃあこれは、この内容は、ミリオンライブに向けての愛ということなのかもしれないと書きながら思った。

アイドルのことは好きだ。声優さんのことも好きだ。ただ、いつまでもマジョリティに胡座をかいている様に見えるバンナムの立ち位置は好きになれないです。

「合わないと思ったら、それはあなたとコンテンツが合わなくなった時だから、去るしかない、コンテンツは変わらない」と、オタクの中ではよく言われます。でも、仮に今後去るとして、言葉にして声にしてどうしても言っておきたかったので書きました。


マイペースマイウェイと、ライズザフラッグめっちゃいい曲だなとしみじみ思いました。

この内容は後でアンケートに入れておこうと思います(あるのか知らんけど)